槍ヶ岳(3180m)
平成30年7月19日(木) 快晴
単独
Day 1
2年前から計画していた槍ヶ岳
2年とも天気が悪くて実行できませんでした
今年は大雨の後、梅雨明けしてから快晴猛暑が続く
遂に決行!
18日水曜日、仕事を早めに切り上げてそのまま出発
9:30 三木IC
垂水JCから神戸JCへ、ナビには載ってませんけど
今年開通した新名神で高槻JCへ、これまでより一段と快適になりました
京滋バイパスを通って名神高速、一宮JCから東海北陸道へ
15:45 飛騨清見ICから高山ICへ(この区間はまだ全通していないので無料区間です)
コンビニで明日の朝食と水、行動食を買って平湯温泉へ
19日木曜日、3時起床
4時過ぎに宿を出て、あかんだな駐車場へ(上高地はマイカーは通年、入れません)
始発の4:50の便、30分ほどで上高地へ
すでに東京などからの直行便で来た人たちが大勢います
登山届はネットから提出しているので、そのまま歩き始めます
今回は軽量化のため一眼レフは置いてきました
あかんだな駐車場(あかんだな山が近くにあります)
始発便は5~6人ほどのお客さんでした
5:25 上高地バスターミナル
この時間帯は登山客だけですね
これが昼頃になると、登山者1:観光客10になる(笑)
5:40 6年ぶりの河童橋からの穂高の山々
あの時がアルプスデビューでした、予定していたツアーがキャンセルになったので
それなら一人で行こうと、涸沢から奥穂高に登り
ツアーにはなかった前穂高岳を経由して岳沢に降りてきました
最後の重太郎新道の下りは堪えました、上高地が見えているのに降りても降りてもまだ先がありました
今回の目標はまず、槍ヶ岳登頂
(10時までに槍沢ロッジにつけなかったら槍ヶ岳だけに絞る)
次に大喰岳、中岳、南岳の3000m峰登頂
(天候が悪ければ天狗原を通って下山、ここも雪渓が残っていて危険ですが)
最大の目標は大キレットを通り北穂高岳へ
南岳小屋を過ぎればもう引き返すことはできません
そして下山後、徳澤園のソフトクリーム
最後が、嘉門次小屋でイワナの塩焼き定食!
明神岳
センジュガンピ、いっぱい咲いていました (^^♪
ヤマブキショウマ
6:20 明神館
6:30 徳本峠(とくごうとうげ)への分岐、いつの日か歩いてみたい道
サワギク?
ソバナ?
神秘的な池
森を抜けて、梓川のほとりに出てきました
明神岳アップ、かっこいい山ですね~
徳澤園キャンプ場
7:20 徳澤園、下山後のソフトクリームを楽しめるか (>_<)
物資を運ぶヘリコプターが頻繁に飛んでいます
先週、海の日の3連休は北アルプスも大賑わいだったようです
トリアシショウマ?
ホタルブクロ
クガイソウ?
8:10 横尾山荘、いつか泊まってみたいですね、徳澤園も!
両宿ともお風呂があります!
ここからは初めて歩く道です
?
この辺りから梓川から槍沢に名前が変わります
先週の大雨のせいか水量がすごいです
9:00 一ノ俣
9:10 二ノ俣
清流の水色と、森の緑、空の青・・・ええなあ~
イワオトギリ
?
9:30 なんとか予定通り槍沢ロッジに着きました
ここで昼食の予定ですが、ランチは10時から
結局、1時間ほど滞在しました
メニューはいろいろありますが、山と言えばやっぱりカレーでしょう
カレーも2種類あって、野菜カレーにしました (^^)/
距離的にはちょうど中間地点
高度的には上高地1500m、槍沢ロッジ1800m
槍ヶ岳は3180m、まだ20%ほどです
これからが山登り (^_-)-☆
ポカリスエットを購入
槍沢ロッジを出発するとき、若者6人組とほぼ同時に出ましたが
ここから抜きつ抜かれつ槍を目指します
槍が見える!?
エセ槍ヶ岳です、でも似ている(笑)
?・・・?ばっかりやなあ~
ニッコウキスゲ
10:45 ババ平キャンプ場、立派なトイレがあります
10:50 文字通り、岩が赤いです
11:00 名前の由来は分かりません
また、新しい花か!ミヤマアキノキリンソウ?
ハクサンフウロ
11:05 水俣乗越分岐、ここから大きく左へとカーブします
この先、日を遮るものがないのでサングラスをして歩きます
オニユリ
ミヤマカラマツ?
槍はまだか!
また、若者6人組に抜かれました
なんと先頭はかっこよく決まった女の子です、2番目も女の子その後野郎が4人続きます(笑)
先頭の子は全然息も乱れていませんでした!
なんかの花がいっぱい咲いています
雪渓が出てきました
11:45 確かに大きな岩(笑)
11:55 天狗原分岐、天狗池に写りこむ逆さ槍も見てみたいですね
でもこの時期はまだ雪に覆われています
12:05 ん?滝が見えるのか・・・
中央の白い筋が滝かな?
後ろを振り返ると、大きくカーブしているのがわかります
ウツギ…ですか
水場です、タオルを濡らして顔を拭き生き返ります!
雪渓を横切ります、全然問題ありません
かえって雪を踏み抜くのが心配です
この時はまた若者6人組を追い越していました
あ~~~~みえたあ~~~!!!
槍の穂先だあ~!
後、1500m
かっこええ~!
12:55 ヒュッテ大槍分岐
槍の下に見えるのは殺生ヒュッテです
13:00 播隆窟
槍ヶ岳を開山したとされる播隆上人が籠ったとされる石窟
なんか厳粛な気持ちになるのは自分だけでしょうか・・・
ハクサンイチゲ・・・と、思います
13:45 殺生ヒュッテ分岐、分岐といっても殺生ヒュッテは目の前です
殺生ヒュッテ、昔猟師が獲った獲物の解体をここでしていたらしいです
チングルマ、花の後
稜線にはまだ花も咲いていました
一番奥が常念岳、そしてヒュッテ大槍、手前が殺生ヒュッテ
ここからが最後のひとふんばり、休み休み登り続けます
イワギキョウが心を癒してくれます
イワベンケイとヨツバシオガマ
あと110で槍ヶ岳山荘!
もうすぐそこです!
14:20 槍ヶ岳山荘!
予定より20分ほど早く出発したので、ほぼ目標の15時着の設定どおりでした
さっそく、宿泊の手続きをしてすぐに山頂に向かいます
小屋の前から見上げた槍ヶ岳、左のぽっちりが小槍です
山荘の前にミヤマオダマキが咲いていました
最後のはしご、ほとんど渋滞もなくすんなりと登れました
15:10 念願の槍ヶ岳登頂!
頂上から見た小槍
槍ヶ岳山荘
明日歩く予定の稜線
西鎌尾根
東鎌尾根
ヘリコプターが荷揚げのために何度もやってきます
丸印が北穂高小屋
山荘に戻り、17時から夕食
20時半が消灯なので山荘を出たり入ったりします
槍の影が映っています
槍が赤く染まります
ロボットが出てきた!
今日の山荘は平日なのでそれほど混んでいなくて
布団1枚に一人でした、それに左側を一人分あけてくれたので
それなりにゆっくりとできました
20時、耳栓をして明日のために就寝します
あ、若者6人組は男性陣がへばったのか1時間遅れで登ってきました(笑)