大山(だいせん)剣ヶ峰 1729m

平成29年6月9日(金) 晴れ

単独

9~10日、九州遠征を計画していましたが天気予報が良くないので中止
9日金曜日だけが晴れマークだったので、先週行けなかった大山三ノ沢からの剣ヶ峰へ行くことにしました


4:00 起床
5:00 出発
5:30 高松西IC
7:00 蒜山SA
7:25 溝口IC
7:40 文殊堂
8:00 文殊堂出発

文殊堂、平日で誰もいないだろうと思ったら道路脇にすでに3台駐車してありました
でも登山の方は一人だけだったようです、下山した時には駐車場はほぼ満杯になっていました

駐車場の反対側が三ノ沢です

道路を渡っていると、耳元をブ~ンと何か飛んで行った
昆虫だと思って飛んだほうを見ると、黄色い背中が・・・「キビタキ!」
急いでカメラを構え、とりあえず1枚撮ってもっと近寄ってピントを合わせようとすると・・・逃げられました! (一一")
初めてのキビタキなのにショック!(写真はトリミングしてあります)
小鳥を撮るには600~800mmの望遠が必要ですね

これが実際の写真、240mmです

始めは工事用の道路を歩きます、真正面が剣ヶ峰?

アオスジアゲハ?なんか違うような気もしますが(トリミングあり)

工事現場の小屋から先は川床に降ります

堰堤が出てくると左岸(右側)から巻いていきます、踏み跡はしっかりとしています

早速今日のお目当ての一つ、ダイセンクワガタ見っけ (^^♪

タニウツギもあちこちに咲いています (^^)/

文殊堂を出発するとき来られた方に、あっという間に追い抜かれました

最終の大堰堤です、ここは右岸(左側)から巻きます

ここだけはロープを掴まないと登れません

最終堰堤を登った所、ここからはまた歩きにくい砂利道です
正面の雪渓手前から右の尾根を登るはずです
この先、山頂まで歩きやすい所は一カ所もありません

角度が緩いとそうでもありませんが、急こう配になるとこの砂利道は厄介です

雪渓手前に赤テープがありました、踏み跡もあります、ここから灌木の中を行きます
あれ?・・・雪渓の右側に先行者が見えますが、あっちからも行けるのかな?

雪渓と脆そうな岩肌

形状からして左側のとんがりが槍ヶ峰だと思うんですけど・・・あんなに回り込むのかな?
雪渓の端っこに先行者がいます

出てきました本日のメインテーマ!イワカガミ! (^^♪
この辺りで先ほどの先行者が横から出てきて(やっぱり道間違いかな)また追い抜かれました

ここはロープを持たないと、ずり落ちて前へ進めません

クルマバソウ

始まりましたイワカガミの大群落、奥にも点々とピンク色が見えます

この写真だと斜度がよくわかります、対岸にもピンク色が広がっています

ポッポッと、綿毛のような雲

ツガザクラも登場!

花は小さいですけど、葉にギザギザがあるのでコイワカガミでなくイワカガミだと思われます(ネットにそう書いてあった(笑))

角度が急で足場が悪いので、写真を撮るのにも苦労します (+_+)

マイヅルソウ

同じような写真をバシャバシャと・・・

何処までも続く、イワカガミとツガザクラ

下ばかり見て歩いていると、目の前にド~ンと槍の穂先が・・・
踏み跡があったのでここまで来ましたが、こちら側からは登れそうにもありません
ちょうどこの時、ヘリコプターが飛んできて「そこからは登れんぞ」と言っておるみたいでした

先行者が石をバラバラと雪崩のように落としていました
幸い登山道ではなく沢のほうに落ちていたので問題ありませんでしたが・・・
どうもここを登ろうとしたらしいです

ここを左側から回り込みます、右は崖です (-_-;)

鞍部にザックと一眼レフを置いてコンデジをポケットに突っ込んで登りました
距離は短いですがナイフリッジの岩のザレ道は恐怖です
でも山頂は絶景でした!

文殊堂方面

反対側

剣ヶ峰方面、緑の山は三ノ峰

鳥ヶ山方面、帰りに間違って手前の突起の下まで行ってしまいました
こちら側もイワカガミがいっぱい咲いていて、それを追っていたら間違いました m(__)m
一番奥の突起が鳥ヶ山だと思われます

鞍部に戻って歩いていると、ありました!ダイセンクワガタ

三ノ峰は稜線上にある小高い丘で特に問題はありません

左の一番高い所が、剣ヶ峰

ツツドリがこの辺に着陸したので、とりあえずバシャ!
何処にいるかわかりますか?

自分もカメラのモニターでは拡大しても分かりませんでした
家のパソコンで見てやっと確認できました(笑)

稜線上に咲いていたダイセンクワガタ、こんな所にも咲くんですね
ここから先、写真はあまりありません
歩くのに集中しました、一歩踏み外せば奈落の底
弥山から剣ヶ峰までは通行禁止になっていますが、いずれこちら側もそうなるかも・・・

剣ヶ峰手前の草むらにありました、ノビネチドリ

これは何?

3年ぶりの剣ヶ峰、前回はガスと雨で何にも見えなかった
今回は、青空で最高の山日和です
先行者の人が食事をていました、この後二人の方が登ってきました

歩いてきた稜線

右から、一ノ沢、二ノ沢、三ノ沢

剣ヶ峰から弥山までの稜線

後から来られた方の一人が三ノ峰に立っています

日本海、黒い点は虫です

頂上碑は供養塔だったんですね
まさに自分が生まれた日です・・・合掌

山頂でパンをかじって一服、先行者が下山した後
二人目の人が登頂した所で下山開始
この葉は何でしょうか?

山頂を振り返って

三ノ峰から帰る縦走路、次回はキリン峠を降りたいですね

岩陰に咲いていた花、なんだろう?

登山道はこんなザレ場の連続です

「あれ!・・・こんな所・・・通りましたっけ」・・・通ってません(笑)
行きすぎました~この先がキリン峠ですけど、今日は引き返します

こちらの方のイワカガミは、葉がみずみずしくて元気なような気がします

上を見上げると、あそこを歩いたみたいです

槍ヶ峰を見上げます

間違って歩いた稜線

下から上がってくる人を待つ間に、山頂をパシャリ

ちょっとしたことで石を落とすので、先行者となるべく間を開けて降ります
途中で、派手にこけたりしながら雪渓の分岐まで来ました
ここまでくると、ほっと一息です!

涸沢カールに似てなくもない・・・(笑)

大堰堤に降りてきました、ここで手を洗いタオルを濡らして顔を拭いてさっぱりします

三ノ沢橋に到着!
キビタキを探しましたが、もう居ませんでした~

天候に恵まれ登ることができましたが、ザレ場の連続で緊張しました
天候が悪い時、特に風の強い日は危険ですね

ちょっと先の鍵掛峠に行って、大山全貌
右の方にちょこんと槍ヶ峰が見えますね

皆生温泉に移動しました

海に落ちる夕日を期待しましたが、雲が邪魔をしました・・・残念 ( 一一)

石畳に描かれたきれいな絵

今宵は満月ですかあ~
この日はストロベリームーンといって、夏至のころの満月は赤っぽく見えるそうです
アメリカではイチゴの収穫が6月なので、「ストロベリームーン」
ヨーロッパではバラに見立てて、「ローズムーン」というそうです

右に見えるのは大山?

皆生温泉は確か2度目ですが、いいお湯でした
ホテルも清潔で感じよかったです
夕食は頼んでいなかったので、近くのラーメン屋で餃子&生ビール!
〆はチャーシューメン!美味しいお店でした (^^♪

明日はとりあえず起きて天気を見てから・・・

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