寒峰(かんぽう) 1605m

平成28年12月10日(土) 細雪、曇り、時々晴れ、軟風

単独

前烏帽子山(中央奥)と烏帽子山(左奥)


今日は霧氷が見れるかしらんと寒峰へ
3:45自宅出発、コンビニで食料調達、今日もカップラーメン
国道192号線から県道44号線に入り桟敷峠を越えて、ルンルン気分で車を走らす(今日に備えてスタッドレスタイヤに変えてある)
深渕森林公園を通り過ぎた頃から、何か光るものがスッと落ちる
フロントガラスには何も付かないから虫かしらん?と思っていると
何度も落ちてくる・・・アレ・・・雪! アララ~
少し集中力を上げる、ズンズンと高度を上げて
ナビが落合峠まであと100mと教えてくれる
よっしゃ~!と最後のヘアピンカーブを曲がると
「ウィ~ン」と変な音が・・・なんじゃ?
車が前に進まない・・・よ~く道路を見ると・・・凍っとる!
一旦下がってセカンドでそ~っと行こうとするが、やっぱり「ウィ~ン」・・・タイヤが空回りしとる
「アカン」
Uターンできるところだったら帰ろうと思った(笑)
バックで下がろうかとも思ったが車が制御できず、ガードレールにぶつけるか、谷に落ちるか・・・
幸い車が対向できるだけの道幅はあるので、できるだけ端に寄せて
「しゃ~ないチェーンを巻くか」
今年の初め、家で1回だけ巻く練習をしたが、実際に巻くのは30年ぶり!
気温-3℃
道路がツルツル滑るし、真っ暗・・・ミニライトを口にくわえて
悪戦苦闘、苦節40分!
山に登る前からへとへとになった(笑)

左のヘアピンを曲がったところから凍結してた

やっぱり4駆でないとあかんな
ずいぶん予定より遅くなったが準備して出発

東の空の一点が赤くなった、地面凍っている

駐車場から落合峠に上がってきたが周りはガスで何も見えない

霧氷はあるにはあるがあまりぱっとしない、昨日か一昨日付いたやつかな

ガスの中、落ハゲを通り過ぎた、最高高度を求める登山なら
今日のミッションはもう終わっている(笑)
落ハゲ(1683m)、寒峰(1605m)

バックが青空だったらなあ

モノクロームの世界

これも白骨樹

前烏帽子山(1600m)
暖かい紅茶とアンパンを一口
それほど寒くはないが、木に付いた霧氷がパラパラと落ちてきたり、笹の霧氷がズボンについて濡れるので
出発後すぐにレインの上下を着用している

これは白黒

分厚い雲の隙間から日が差した

前烏帽子山↑から鞍部に降りてまた上る

霧氷の林を歩く

ちょっと写真を加工

1556ピーク、今日3個目の大きなピーク
帰りにまたこの3ピークを踏まなければあかん

掘割のようなところに来た、一度行った山をすぐ忘れる自分もここは覚えてた

やっとゴールが見えたあ~

南側の山はだいぶ明るくなってきた

寒峰手前の小ピークから、左奥が寒峰

ススキの霧氷をかき分けて

やっと着いた山頂~
お湯を沸かしてカップラーメンとコンビニおにぎり・・・
お湯が沸く間、のんびりと風景を楽しむ

歩いてきた方はまだ雲に覆われていたが・・・

食事が終わるころにはだんだんと雲がとれてきた
前烏帽子山(中央左の霧氷の付いた山)・・・あんなに遠いん( 一一)
あそこまで行って降りてまた落ハゲに登らんとアカン・・・
さっさと帰ろ

北側の山、中津山?かっこいい円錐形
ということはあの左側に国見山が・・・見えん(笑)

寒峰手前の小ピークから

ここからどんどん下っていく・・・
ん?・・・こんなところ歩いたっけ・・・いや歩いとらん、どこ行くんや~俺!
せっかく降りた高度をまたゼイゼイと登り返す(笑)
後で調べると、住吉神社に降りる道に知らない間に入ったらしい
「道に迷ったら元に戻れ」・・・が鉄則ですな(笑)

馬場(開けたところなんで勝手に名付けた)に到着

寒峰がもうあんなに遠くなった(右側)

青空がどんどん広くなってきた、かっこいい霧氷!

前烏帽子山と烏帽子山

中央右のとんがった山は天狗塚?

何度も立ち休憩をしながら前烏帽子山に帰ってきた~
朝は見えなかった中央の山が矢筈山?
右へ鞍部を渡った山がサガリハゲ山、この辺はハゲが多い
手前右側が落ハゲ

またガスがかかってきた

と、思ったらまた青空が出た

鎖場の急登、朝ここを下るときは引き返そうかと思った(笑)
鎖を持たないとまず上り下りできない

ほとんどへばりながら、落ハゲに到着
前に寒峰に登った時は烏帽子山にも行ったのになあ~
やっぱり、タイヤチェーン装着がエネルギーを食った?
それとも体力が落ちた・・・気力が落ちた・・・

駐車場が見えたあ~、もう登りはない(笑)
最後の下りは集中力をアップしていく

朝はなんも見えんかった落合峠、駐車場まであと少し

駐車場の脇にあった木、なんやろ

なんだかんだで帰ってきました!
桟敷峠からの往復、今日は猿以外の生き物に会わなかった

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