石鎚山(いしづちさん) 1982m

御来光ノ滝

平成28年11月5日(土) 快晴無風

単独

御来光の滝


今日の天気予報は  のみ、これは山に行かなければ
一昨日、山に霧氷が付いたらしい(石鎚の霧氷も後からFBで見たがとてもきれい)
でも霧氷はこれからも見られるだろうと、今日しかないと思う御来光ノ滝をチョイス
この1ヶ月で3度目の石鎚(笑)

4時ごろ自宅出発
例によって加茂川のFMで食料を買い込む、登山道の無い所、渡渉が何度でもある(水量が多いと危険)ということで
遭難・・・も考えて多めに購入(笑)
御来光ノ滝への入り口は石鎚スカイラインの長尾尾根展望所にあるので
7時のスカイライン開通までに土小屋に着きたい


寒風茶屋で夜が明けてきた

モルゲンロート

もう少し早ければ石鎚山のモルゲンロートが見られたかも

土小屋に着くと7時5分前だったので、トイレをすまして長尾尾根展望所に移動

16kmの歩行

赤丸が御来光ノ滝、まだ光が上部にしか当たっていない
一番乗りで準備していると面河側から一人のおじさんがやってきた
御来光ノ滝には何度も登っているようで、四日前に行ったときは水量がが多くて膝まで濡れたそう
ネットを調べていると何人も川にドボンしている
一瞬ビビりました・・・おじさんについて行こう(笑)
おじさんに先に行ってもらい5分後に出発

長尾尾根展望所を土小屋側に100mほど行った最初のカーブミラーが入山口

いきなり300mの急降下、ピストンした時帰り300mの上りがとてもつらいそうだ
ロープのおかげで何とか降りられた、踏み跡ははっきりしている

河原に降りる手前で二俣に分かれているが、昔は左側堰堤の方に降りていたらしい(そっちにしか道がなかった)
右に降りていくことで河原歩きを15分くらい短縮できるみたい
そして降りてきたところが、ネットで有名なブルーシートの場所(写真ではわからないが対岸にある)
ここが最初の渡渉地点、いきなり川に足を突っ込んだが靴の中は濡れなくてすんだ
この時点でもうおじさんに追いついていたが、おじさん(70歳位)「先に行ってください」
え~っ!こっから一人で行くんすか・・・
今まで御来光ノ滝を避けていたのは渡渉地点がはっきりしないため(水は苦手)(笑)
でも最近は入渓者も多いらしくて印の赤テープがいっぱいあったので何とか迷わずに行けた

赤テープを追っていく、右岸を歩くときは遠巻きすることが多い

エメラルドグリーンの流れ

ほどなく七釜に到着、美しいところ

森の緑が川面に反射する

また渡渉地点、左岸から右岸に渡る
渡るときは常に緊張する
できるだけ乾いたがっしりとした岩を探すが、適当なのがない時は濡れた岩を踏まなければならない

今日も何度か魚影を確認できた、奥の大岩のあたりがいいポイント・・・

また森の中を歩く


犬吠の滝・・・と思う

すぐに魚止ノ滝・・・らしい

補助ロープのある所

はしごもあります

またブルーシートがあった、比較的新しい
何が入ってるのか・・・(+_+)・・・なんか不気味
最初のブルーシートは渓流釣りの人が置いている・・・と誰かが書いていた
ここから木道で谷底に降りてまた渡渉

ここの階段、木道はまだしっかりとしている

沢靴とスパッツだと水の中をバシャバシャ歩けるが
登山靴の中を濡らしたくないので慎重に歩く

何度目かの渡渉、回数を数えていたけれどわからなくなった(笑)

柱状節理?

ロープのある危険個所

またまた危険個所、ここですべって危うく背中からひっくり返りそうになった
ロープをつかんでいたのでぎりぎり堪えられた
ロープより左側を歩くべきだった

だいぶ前から後方で話し声がしていたので、若者が来ているのかと思ったら
自分より一回り以上年上のご夫婦、健脚でどんどんおいて行かれた
御来光ノ滝で追いついたがすぐにいなくなった!何処行った?

小高い所に登ると、見えました御来光ノ滝

見応えのある滝、紅葉がいいアクセントになる
写真をバシャバシャ撮っていると、駐車場のおじさんが若者と一緒に登ってきた
二人とも立派なカメラを持っている、おじさんの方はそのうち見えなく行った・・・何処行った(笑)
以下、何十枚も撮った写真の一部





滝壺、ここに45分間いたがUターンするのならもっとじっくりと撮った
ここから先、登山道もない、先導者もいない
先が不安なので愛大小屋に向けて出発する

滝の横から、愛大小屋に行くには滝を左に高巻くだけしか資料がない

いきなりのロープ、この後も赤テープがあって迷うことはなかった

赤テープをどんどん追っていく

あっさりとこのポイントに着いた、中沢、北沢も機会があれば・・・
三叉路を、表示のない尾根の方に向かう

しばらく登ると石鎚の山塊が姿を現した
右側の筋が中沢、北沢?東陵から登るときに出会う沢に見えるけど・・・

気持ちいいブナの森

明るい緑の所をトラバースする、一度面河渓に降りたときに歩いた道だ
あのトラバース道に出ればもう心配ない

きれいな紅葉、やっぱり紅葉は青空に映える

急登をゼイゼイ登り、出たあ~面河への道
想定時間より1時間半早い、御来光ノ滝まで2時間で行けたのが大きい

すぐに愛媛大学山岳部石鎚小屋、ここで一服
ここから石鎚登山道まで出会ったのは3人、快適な山歩き

ここからはず~っと石鎚の威容を角度を変えながら見て歩く

石鎚と奥は岩黒山

石鎚山頂小屋もはっきり見える

西ノ冠岳下のトラバース道を通る(黄緑色の真ん中あたり)

前回通った時より崩壊場所が多い

西ノ冠岳

ホッホッホ~!

二ノ森、堂ヶ森への分岐

この辺から北斜面になるのか、霧氷が落ちた跡がある

瀬戸内海がくっきりと見える

土小屋、成就社からの登山道に合流

ここからの階段、木道はガチガチに凍っている
登りは山側を歩くので比較的安心だが、帰りは谷川を歩くので緊張した

今日こそは人少ないだろうと思っていたら・・・
山頂、座るところがない!
天狗岳の写真を1枚だけ撮って、即下山
弥山滞在時間1分 (笑)

いつもの北壁、ここは夕日が当たるときれいなのかな

二ノ鎖、東陵基部を経て石鎚山最後の雄姿
今年また来れるかな?
次は冬山装備になる

土小屋に到着

とりあえずコーラで一服
ここからまだ5km近いアスファルト歩き、歩く人はほとんどいないでしょ
自転車があればデポしておくのだが

この斜面は紅葉がきれい

石鎚スカイラインはこんな感じ
車に乗って通る人たちは、こいつなんでこんなところを歩いているんだと思っているでしょう

もう半分は来たかな

長尾尾根展望所に着いた~長かったあ~!

最後にもう一度石鎚山を、あのてっぺんまで歩いたんだあ~!

狭い瓶ヶ森林道を通るのは気を遣うので、石鎚スカイラインをそのまま降りる
国民宿舎古岩屋荘で汗を流し帰途につく
松山ICで高速に乗り高松へ
松山IC手前2kmで渋滞にはまったが、時間的には瓶ヶ森を回ったのと変わらないような気がする(高速代は高い)

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