立山(3015m)

平成25年9月27日(金) 快晴

ミクリガ池から別山(左)、真砂岳(右) 

台風20号の動きを気にしつつ、26日の早朝高松を出発しました
4:30自宅-高松自動車道-徳島自動車道-明石海峡大橋-山陽道-中国道-名神道-北陸道-立山IC-立山駅13:15
天気予報通り小雨がぱらついていました、無料駐車場に車を止めて立山駅に室堂までの切符を買いに行きます
一応、WEBサイトで予約をしていましたがこの時刻はがらがらで、一緒にケーブルカーに乗ったのは7~8人でした
いったん車に戻り支度をして14:20の便に乗ります、このとき傘を差して行きましたが立山駅に置き忘れる失敗(美女平から連絡してもらって帰りに回収)
7分で美女平に到着、ここでバスに乗り換え(15~6人でした)室堂まで一気に1500m上がります
下ってくるバスを見るとどれもこれもラッシュ並みの混雑、帰りが思いやられます
雨とガスであまり景色は見られませんでしたが、それでも時折見える紅葉は美しかったです
15:30頃室堂駅着、傘を忘れたのでレインの上だけを着て予約しておいたみくりが池温泉に向かいます
10分ちょっとの道中でしたが視界がありません、天気がよければ夕焼けと満天の星空を期待していたんですが・・・


立山ケーブルカー  立山高原バス 

立山駅、富山から電車も乗り入れています  な~んも見えない室堂駅前 (T_T) 

外をぶらつくこともできないので、着いてそうそう温泉に入り(温泉のある山小屋最高!)
ぼけ~っとしながら17:30の夕食まで部屋の人の話を聞くともなく聞いていました
部屋は2段ベットの8人部屋で一人一人寝る場所が確保されているのもいいです
本日の献立、1泊目の人はつぼ煮のはずがなますでした
このほかにも一品料理が別途注文できます、自分は生ビールをいただきました (^^) 
明日の天気予報も曇りで昼頃の2~3時間だけ晴れマークでした
雨の降らないことだけを期待して、早めに就寝(相変わらず小屋ではぐっすりと眠れません・・・)

朝食は6時からでしたが早めに出発したいので
キャンセルしてお弁当を作ってもらいました 
5時過ぎに外に出た時の1枚目の写真がこれ!
雄山と浄土山
そうです!雲一つない最高の天気!風もなし!
思わずガッツポーズ!(心の中で) 

立山(F値を最小にしたので全体に白飛びしています)  ミクリガ池と浄土山 

富山の街並み、その向こうは日本海がだんだんと赤く染まっていきます
早く出発したいんですがお弁当が5:30にならないとできない・・・ 

お弁当をザックに放り込んで、さあ出発!
ミクリガ池に写るさかさ立山 
いったん室堂駅の方へ戻り石畳を室堂山荘の方へ向かいます 

今日のトレッキングルート、立山3山を巡りました
立山とは雄山(3003)、大汝山(3015)、富士の折立(2999)の総称
一般的には雄山をさします
立山3山とは浄土山、立山、別山のことです 

浄土山に登る途中山の上部に日が差してきました
奥に見えるのは毛勝山? 
チングルマ? 

最初に室堂山展望台に行きました  槍ヶ岳、笠ヶ岳は分かるようになりました(笑) 

浄土山(北峰)山頂  軍人霊碑があります 

雄山にもだいぶ日が当たってきました  浄土山(南峰)には富山大学立山研究所があります 

コルに見えるのが一ノ越山荘  室堂平にも夜明けが 

一の越山荘、ちょっと休憩して雄山に向かいます  雄山に登る途中一の越山荘を見下ろす 

雄山神社が見えてきました、もう少し(>_<)  雄山神社に到着、一番高いところでお祓いを受けました
奇しくも富士山、白山、立山の日本3霊山を登りました 

お祓いを受けると何か真っ白な感じになりますね、富士山ではお祓いを受けていないのでもう一度来いということでしょう 

360度絶景です、マウスを置くとコンデジのアップ写真が出ます  剱岳の頭も見えます 

この眺めが見られただけではるばる四国から来た甲斐がありました (^_^)v 

室堂平の向こうは大日岳  反対側には雪渓も残っています 

もっとここでぼんやりとしていたいですが先がまだ長いのでそろそろ出発です

雄山からの岩場を注意しながら歩いて
大汝休憩所に着きました 
休憩所にザックを置いて大汝山まですぐです
ここからの眺めも最高でした 

黒部ダムが見えるとは考えていなかったので感激でした!  同じような写真ですが・・・飽きません 

富士ノ折立の肩に到着、ここでしばらく思案・・・ガイドブックにはこれを登るとは書いてなかった・・・危ないのかな?
写真では分かりませんが標識にマジックでここが富士ノ折立と書いていました・・・でこれで立山を登ったことに(笑) 

大走りの分岐を経て真砂岳、別山、奥に剱岳、右端が内蔵助山荘 雄山の雪渓が氷河と認定されたようですね 

大走分岐、ここからまっすぐに雷鳥平に降りられます  何も書いていないですがここが真砂岳のようです 

別山  おばちゃん二人が内蔵助山荘の方へ降りようとしていました
室堂は反対側ですというと私についてきました 

別山(南峰2874m)にある祠  別山に登ると目の前にど~んっと剱岳 (^^)/ 

別山(北峰2880m)まで行ってまた、どか~んっと剱岳
快晴無風、人もいないし(最初にいた男の人と後から来た男の人、あとはあのおばちゃん二人組だけ)
いつまでも見飽きないと思うけど、そうもいけません
宿で一緒になった人は写真がメインで3~4泊するらしい
今年だけで立山5回目だとか・・・リタイヤした後はそういう山歩きもいいかもしれない・・・ 

歩いてきた稜線、奥から浄土山、雄山、大汝山、富士の折立、真砂岳  下の方の赤い屋根が剱澤小屋、左中程が剱山荘 

別山乗越の剱御前小舎と剱御前へ向かう稜線  さあ、ここから雷鳥平へ下ります 

草紅葉がきれいやなあ~ 

疲れた足にこの下りは結構きつかったです、下っているのは私と後から追い抜いていった若い女の子だけで
なぜかみんな上りでした、今日山小屋に泊まって明日剱岳に登るのかなあ 

浄土沢の河原  雷鳥沢キャンプ場 

別山を振り返って  雷鳥荘 

雷鳥沢まで降りたら後は楽だろうと思っていたら、ここからミクリガ池まで帰る階段のきつかったこと、距離も結構ありました (>_<)


白いのは雲だけではありません、硫黄を含んだガスが出ています  血の池 

この頃になると山頂に雲がわいてきました  硫黄の臭いがきつかった 

ようやくスタート地点に戻ってきました  室堂の駅前から 

抜ける青空の下、最高のトレッキング日和で山歩きを堪能できました・・・(^^)/

と、思いながら室堂駅まで来ると・・・凄い人、人、人・・・それも大部分、中国語・・・
あちらの人はどこでも声がでかいから、実際は半々ぐらいでしょうか
本当は室堂にザックを置いてその辺をぶらぶら散策しようと思いましたが
とてもそんな気にならなくて、ちょうど美女平行きのバスに10人ぐらい並んでいたので
私もすぐその後に並びました。発車時刻まで30分でしたが団体客が来たので(中国語をしゃべる人たち)
10分ほどでバスが来ました、補助席も全部使い満席でした・・・
立山までのケーブルカーはラッシュアワー並の状態 (>_<)